|
|
トゥールーズとは Toulouse
フランス語を習いたいのに南仏のトゥールーズ弁では?とよく聞かれます。
少しそのことに 触れたいと思います。 日本人の方は折角習うのだから標準語をと思われがちですが、
まずトゥールーズ弁では ありません。アクセントの問題なのです。
学校で日本語を教えるとき私たちは関西弁を教えません。「ありがとう」が「おおきに」ではまったく
別の言葉になるからです。こちらにもオック語、
カタラン語、バスク語などこの地方でも数多くの言語が存在します。
カタラン語にいたっては スペイン語にフランス語を混ぜたこの地方独特の方言です。
語というよりこれが日本で言う 弁に値します。小学校では一生懸命になって教えようとしていますが、
残念なことに実際は 廃れてきています。日本も英語と混じった日英語がそのうちできるかもしれませんね。
アクセントがあるこの地方では確かに長靴のことを「ボート」と「O」の発音が開いた方になり
パリのひとが「ボット」と「O」を閉じて発音するのと違うこともありますが、
むしろパリジャンが発音する「R」の汚さや、
最後の発音を飲み込んでしまう勉強では日本人は覚えられませんし、こちらの発音の方がずっときれいだと言う
事はフランス中認めています。 日本人の苦手な「R」の発音はむしろこちらの方が習いやすいのです。
フランス人のように 発音ができるには長い期間を必要とするでしょう。そうかたくなに考えることもない
でしょう。
トゥールーズ情報
私たちの街トゥールーズはパリから南へ700Km離れ人口40万人、面積45000Km²の2000年の歴史を持っています。
ガロンヌ河を中央に赤いレンガの建物がいっぱいなので空から見ると街がばら色になるため別名 “ローズの街”
と呼ばれています。
街の中心にはカピトゥル広場(1)があり、コンサートや市場が時々開かれます。
その他、ロマネスク教会のサン・エチエンヌ大聖堂(2)、サン・セルナン教会(3)、美術館になっている
オギュスタン修道院(4)、1662年に建てられたポン・ヌフ橋(5)などがあります。また、有名なミディ運河(6)
がポール・ピエール・ド・リケによって引かれ、今では人々の歩いて船での散歩道になっています。
トゥールーズは未来の街でもあります。フランス第二の大学都市であり、シテ・ド・エスパース(7)
を始め航空宇宙産業、バイオロジーなどハイテクノロジーの街でもあります。
また、近隣にアルビーの街、カルカソンヌ、カストルなどがあります。下の近辺情報でごらんください。
(1)カピトゥル広場 La Place du Capitole
(2)サン・エチエンヌ大聖堂 L’église Saint- Etienne
(3)サン・セルナン教会 La Basilique Saint- Sernin
(4)オギュスタン修道院 Le Musée des Augustins
(5)ポン・ヌフ橋 Le Pont Neuf
(6)ミディ運河 Le Canal du Midi
(7)シテ・ド・レスパース La Cité de l’espace
サービス
トゥールーズ市役所 : 05.61.22.29.22.
観光局 Donjon du Capitole : 05.61.11.02.22.
ミディ・ピレネー地方観光案内 : 05.61.13.55.55.
病院 Hôpital Purpan : 05.61.77.22.33.
Hôpital Rangueil : 05.61.32.25.33.
空港 : 05.61.42.44.00
近辺情報
ミディ・ピレネへようこそ
ミディ・ピレネ地方はガスコーニュとラングドックに囲まれ素晴らしい景観を持つフランスで最も広い地域で
八つの県から成り立っています。
(1) アリエージュ県 モンセギュール城 Montségur
(2) オート・ピレネ県 ルルド Lourdes
(3) ロット県 サン・シルク・ラポピ Saint- Cirq Lapopie
(4) タルン県 アルビとトゥールーズ・ロートレック Albi et Toulouse-Lautrec
(5) アヴェロン県 クーヴェルトワラード城 La Couvertoirade
(6) ジェルス県 ダルタニオン騎士像 D’Artagnan
(7) オート・ガロンヌ県 サン・ベルトラン・ド・コマンジュ Saint- Bertrand de Comminges
(8) タルン・エ・ガロンヌ県 サン・ピエール大修道院(モアサック市)L’église abbatiale Saint-Pierre
(Moissac)
ホーム
|
|